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勝田吉彰・関西福祉大教授
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勝田吉彰・関西福祉大教授

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、兵庫県と大阪府知事が往来の自粛を求めた3連休が、20日からスタートした。往来自粛の要請について、どう受け止めればよいのか。関西福祉大(赤穂市)の勝田吉彰教授(渡航医学)に聞いた。

 「往来自粛の要請は内容がショッキングで、イベントの自粛要請に耳を貸さない人にも届くだろう。特にこの連休中、感染予防の警戒感を強めるという意識が市民に高まり、新たなクラスターができる可能性を減らす効果はあると思われる。一方、電車も通常通り動いている中、実効性には疑問もある。

 往来自粛の要請期間を『当面』とした兵庫県は、感染者の増加が落ち着くまで、なかなか解除しにくくなるかもしれない。今後仮に『感染爆発』と呼ばれるような状態が生じた際には、通勤通学にさえ自粛要請をかける事態も予想され、今回はその“予告編”と捉えてもいいかもしれない」

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