静かな山あいで、大樹が華やかに春を告げていた。兵庫県新温泉町の泰雲寺。樹齢300年以上とされる県天然記念物のシダレザクラが見頃を迎えている。
幹回り約5・3メートルは西日本最大級で、高さは13メートル。樹勢が衰えつつも、地元保存会の手入れのおかげで、大きな枝ぶりは健在だ。例年より1週間ほど早くほころび始め、今年も華麗に咲き誇った。
同寺住職の佐藤文昭さん(47)は、新型コロナウイルスを巡る世情に触れ「混沌としているけれど、いっとき、希望に満ちた春の雰囲気を楽しんでもらえたら」と話す。湯村温泉観光協会TEL0796・92・2000(鈴木雅之)
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新型コロナの感染拡大でにぎやかな花見はできなくても、変わらず季節は巡り、自然が華やぐ春がやって来た。見頃を迎えた兵庫県内の桜を紙面で紹介します。(随時掲載します)











