まさに桜色-。花のアーチがかかる一本道が大劇場へといざなう。兵庫県宝塚市の阪急宝塚駅から延びる「花のみち」で、ソメイヨシノが見ごろを迎えた。
同市国際観光協会によると、花のみちは昭和の初めに、武庫川の旧堤防を利用して宝塚歌劇団の創設者小林一三氏が築いた。その後多くの桜が植樹され、今の名称で親しまれるようになったという。現在はソメイヨシノなど約50本が遊歩道沿いに並ぶ。
大劇場の公演が中止されるなど新型コロナウイルスの影響が続く中、遊歩道に咲く花々は訪れた人たちの目を楽しませ、ひとときの癒やしを与えている。
桜は4、5日ごろまで見ごろが続く見通し。宝塚市国際観光協会TEL0797・77・9120(平日のみ)
(秋山亮太)