神戸市は24日、新型コロナウイルスの集団感染が発生した神戸赤十字病院(神戸市中央区)で新たに、入院患者9人と看護師5人の感染が確認されたと発表した。市が同日発表した新たな感染者17人のうちの14人。いずれも同じ病棟に入院・勤務していたといい、軽症か無症状という。市によると、同病院関連の感染者は計24人となった。
同病院は、感染者の増加に加え、感染の疑いがあり自宅待機とした看護師が増えたことなどに伴い、23日から救急や外来診療を休止。新型コロナの新規患者の受け入れも停止している。24日からは新たに看護師ら約30人が自宅待機となったという。
山下晴央院長は会見で「マンパワーが戻らない限り、(救急などの)再開は無理」と説明。通常の診療体勢に戻すには最低でも2週間はかかるとの見通しを示した。
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