新型コロナウイルスの影響で公演休止中の兵庫県立芸術文化センター(兵庫県西宮市)は19日、「オーケストラ公演の再開に向けて」と題した催しを同センターで開いた。兵庫芸術文化センター管弦楽団がデモ演奏し、再開への第一歩を踏み出した。
7月4日の同センターでの公演再開を前に、演奏者が距離を取るなどの感染防止対策をした上で、音がどう伝わるかなどを試した。
演奏者約40人は弦楽器と打楽器が1・5メートル、管楽器が2メートルの距離を取り、演奏時はマスクを外した。管楽器奏者の周りには、飛沫防止のため透明のアクリル板も設置。関係者ら約220人が見守る中、佐渡裕・同センター芸術監督の指揮で、ベートーベンの序曲「コリオラン」を演奏した。
これまでも同様のリハーサルを重ねており、この日の結果も参考に、演奏者間の適切な距離や観客の誘導方法などを検討する。佐渡さんは「試行錯誤しながら、たくさんの人に音楽を届けられるよう頑張りたい」と話した。
佐渡さんと指揮者下野竜也さんらによるディスカッションもあり、この日の様子は動画投稿サイト「ユーチューブ」などでライブ配信もされた。(網 麻子)











