5日午後0時半、王位戦第3局2日目は昼食休憩に入った。両対局者とも麺メニューを注文した。
注目は藤井聡太棋聖。会場の中の坊瑞苑では伝説の「肉うどん膳」を注文した。かつて王位戦に臨んだ谷川浩司九段や羽生善治九段も食した。瑞苑にあるレストラン「旬彩・猪名野」の中原正俊店長は「羽生さんが無敵のころだったので、勝率の高い勝負メシとして知られた」と振り返る。
一般には提供されていないメニューだが、今回も注目の一戦とあって再び脚光を浴びた。同店で食べられるかとの電話問い合わせも多いという。中原店長は「今後、メニューに入れることも検討したい」。
一方の木村一基王位は玉子とじそば膳で、量は少なめを希望。軽めに済ませた。(津谷治英)
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