兵庫県は7日、新型コロナウイルスの感染者が、新たに49人確認されたと発表した。20人以上の新規感染者が判明するのは11日連続。県内の累計の感染者は1533人になった。
発表自治体別では、神戸市=18人▽姫路市=3人▽尼崎市=5人▽西宮市=7人▽明石市=2人▽県所管分=14人。
神戸市の50代女性は市内の私立保育園の保育士。園内で感染が広がる可能性は低いとして、市は園名を公表していない。また同市の50代男性はポートライナーなどを運行する神戸新交通の社員で、設備点検などを担当。本社勤務で、乗客との接触はないという。
尼崎市は市立尼崎双星高校の50代男性教員の感染を発表した。教員は酸素吸入が必要な状態で、3日から学校を休んでいた。生徒や教職員ら濃厚接触者の特定を進め、結果が分かるまで同校は臨時休校となる。
一方、日本生命保険は、西宮市が7日に発表した20代の男性会社員2人が同社の社員で、市内の社員寮の居住と明らかにした。7月下旬以降、この寮で暮らす社員の感染が相次ぎ、計8人となった。8人とも勤務先は大阪市中央区という。
(まとめ・杉山雅崇)
【記事特集リンク】新型コロナウイルス