兵庫県西宮市は7日、20~60代の男女7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち5人が軽症で、2人が無症状という。
同市が発表した感染者(市外在住者含む)の累計は218人となった。
西宮市によると、20代の接客業の男性は7月25日まで、大阪市内の接待を伴う飲食店に出勤し、大阪市が感染を確認した同僚の濃厚接触者に当たる。40代の男性会社員は8月1日まで勤務し、業務で接した顧客の感染が尼崎市で確認され、濃厚接触者となっていた。
20~30代の男性会社員らの感染経路は不明で、調査中という。
日本生命保険によると、西宮市が7日に発表した20代の男性会社員2人は、同社の社員で、同市内にある社員寮に住んでいる。7月下旬以降、この寮で暮らす同社社員の感染が相次ぎ、この日で計8人となった。8人とも勤務先は大阪市中央区。
西宮市は、感染防止策がとられているとして「クラスター(感染者集団)としての対応をする必要はない」と判断している。【記事特集リンク】新型コロナウイルス