兵庫県明石市は１４日、大阪市在住の５０代男性と、明石市在住の５０代と２０代女性計３人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも軽症。女性２人は明石市内の医療機関に入院し、男性は大阪市保健所が同府内で入院を調整中。

　市によると男性は７月２９日に３７度台の発熱、頭痛、せきなどが出て、症状が続いていた。８月１２日に通院していた明石市内の医療機関を受診した際、医師の判断でＰＣＲ検査を受け、陽性が確認された。職業は調査中。

　５０代女性は職業非公表。７日に３７・５度の発熱、頭痛、けん怠感などがあり、その後も症状が続いていた。１３日にＰＣＲ検査で陽性が確認された。

　２０代女性は７日から鼻水があり、１０日に３７・２度の発熱、味覚・嗅覚異常などが出た。職業は非公表。

　２０代女性には同居家族がおり、濃厚接触者として調べる。男性は大阪市に同居家族がおり、同市保健所が調査する。（長沢伸一）

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