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王位戦第4局で立会人の中田功八段(左)が読み上げた封じ手を指す藤井聡太棋聖(中央)。右は木村一基王位=20日午前9時2分、福岡市中央区の大濠公園能楽堂(撮影・穴井友梨)
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王位戦第4局で立会人の中田功八段(左)が読み上げた封じ手を指す藤井聡太棋聖(中央)。右は木村一基王位=20日午前9時2分、福岡市中央区の大濠公園能楽堂(撮影・穴井友梨)

 将棋の木村一基王位(47)に藤井聡太棋聖(18)が挑戦している第61期王位戦7番勝負(神戸新聞社主催、伊藤園協賛)の第4局は20日午前9時、福岡市の大濠公園能楽堂で再開し、指し継がれた。

 両対局者が前日の指し手を再現した後、立会人の中田功八段(53)が封じ手を開封。午前9時2分、後手番の藤井が封じ手「8七同飛成」(42手目)を指し、2日目の対局が始まった。

 この手で飛車を切った藤井は、3三角(44手目)から反撃。木村も角成りを防ぐ5五角(45手目)で堂々と応じ、両者一歩も譲らぬ攻防が続いている。

 中田八段は「藤井棋聖が封じ手で踏み込んだが、木村王位も読み筋通りだったようだ。両者とも妥協せずにぶつかり合い、一手一手に目が離せない展開だ」と話した。

 藤井の3連勝で迎え、藤井が勝てば最年少での二冠と八段昇段を達成する。20日夜までには勝敗が決まる見通し。対局の模様は神戸新聞NEXTでも中継している。

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