兵庫県などは２８日、新たに１０歳未満から９０代までの男女２６人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。２０人以上の感染確認は４日連続。県内の累計患者は２２３５人になった。また７０代男性と神戸市の８０代以上の女性が亡くなり、県内の死者は５３人となった。８月１日以降の累計患者数は１０１５人となり、１カ月足らずで感染者は千人超に達した。

　発表自治体別では、神戸市＝８人▽尼崎市＝８人▽西宮市＝３人▽明石市＝１人▽県所管分６人。

　県の所管分では感染者の居住地は、芦屋市１人▽宝塚市１人▽川西市１人▽加東健康福祉事務所管内（北播地域）１人▽県外２人。

　尼崎市の８人のうち３人は医療関係者。３０代女性は同市内、２０代女性は伊丹市内、２０代男性は大阪府内の医療機関にそれぞれ勤務している。また、８０代女性は、職員２人の感染が確認された尼崎市内の介護施設を利用していた。

　県によると、芦屋市の２０代の男子学生は発症前に長野県を訪問していた。また、加東健康福祉事務所管内で感染が分かった２人はいずれも１０歳未満の男児で、１人は管内在住の小学生、もう１人は県外在住だった。（まとめ・上杉順子）

【記事特集リンク】新型コロナウイルス

【特集】目で見る兵庫県内の感染状況