神戸市は16日、公表済みの新型コロナウイルス感染者のうち、30代と50代の男性が同市バス落合営業所(須磨区)に勤務する路線バス運転手だったと明らかにした。
市によると、30代は11日まで、50代は12日まで乗務していた。運転席はビニールシートの仕切りがある上、運転中はマスクを着用し、換気も行っていたことから乗客への感染リスクは低いという。ダイヤなどの変更は予定していない。
営業所内でのクラスター(感染者集団)は確認されておらず、2人は同じタイミングで市中感染した可能性が高いという。
市は落合営業所と同営業所の全車両を消毒。50代男性の濃厚接触者に当たる営業所内の2人にPCR検査を実施する。
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