兵庫県で7日、新たに20~70代の男女6人の新型コロナウイルス感染が確認された。新規感染者が1桁になるのは2日ぶり。また、神戸市の感染者1人を二重計上していたことが分かり、重複分1人を差し引き、累計患者は2360人となった。7日午前0時時点で入院患者は100人、うち7人が重症。
神戸市によると、重複が分かった50代男性は、7月23日に感染を発表していた。男性は退院後に発熱などの症状が出たため、8月14日、PCR検査を受けて陽性に。市は同日、再び新規感染者として発表していたという。
同市はこの日新たに2人の感染を発表。うち1人は、市立保育所に勤務する50代女性保育士で、市は感染拡大の可能性は低いとして保育所名を明らかにしていない。
西宮市では20~40代の会社員の男女3人が感染した。また同市は、市内の介護施設「神港園レインボー西宮」で発生したクラスター(感染者集団)について「収束した」と発表した。職員5人と入所者6人の計11人の感染が判明し、うち入所者3人が死亡した。
県所管分の1人は龍野健康福祉事務所管内(たつの市、宍粟市、太子町、佐用町)在住の40代男性で、感染者の濃厚接触者だった。(まとめ・井川朋宏)
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