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記者会見した(右から)黒沢清監督、蒼井優さん、高橋一生さん=東京都港区
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記者会見した(右から)黒沢清監督、蒼井優さん、高橋一生さん=東京都港区
記者会見した蒼井優さん=東京都港区東新橋1
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記者会見した蒼井優さん=東京都港区東新橋1
記者会見した高橋一生さん=東京都港区東新橋1
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記者会見した高橋一生さん=東京都港区東新橋1
記者会見した蒼井優さん=東京都港区東新橋1
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記者会見した蒼井優さん=東京都港区東新橋1
記者会見した高橋一生さん=東京都港区東新橋1
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記者会見した高橋一生さん=東京都港区東新橋1

 世界三大映画祭の一つ、第77回ベネチア国際映画祭で最高賞「金獅子賞」を競うコンペティション部門出品作品、黒沢清監督「スパイの妻」が現地時間9日午後10時から上映されるのに先立ち、映画祭の会場とオンラインでつなぎながら、東京都内で記者会見が行われた。黒沢監督と主役の高橋一生さん、蒼井優さんも登壇し、作品への思いを語った。

 「スパイの妻」は、大平洋戦争開戦前、出張先の満州で偶然、恐ろしい国家機密を知り、正義感から世界に訴えようとする実業家と妻の物語。神戸市出身の黒沢監督が初めて地元を舞台に撮った時代もので、主要場面のロケが市内各所で行われた。日本では10月16日に公開される。

 現地入りを見送った黒沢監督だが、「社会と個人の拮抗を描く際、それが一番厳しかった時代を選んだ。海外の観客にも理解してもらえるのでは」と狙いを説明。舞台となった神戸について「夫婦が暮らす家として旧グッゲンハイム邸(垂水区)を見つけたことで、神戸でしか撮れないものに仕上がった」と語った。

 主要賞の結果は12日夜(日本時間の13日未明)に発表される。(西井由比子)

 

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