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兵庫県警が書き込みに対して送る警告文
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兵庫県警が書き込みに対して送る警告文
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 援助交際を求めるツイッターの書き込みに対して警告文を送る取り組みを、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた3月以降、兵庫県警が強化している。同時期から書き込みが増加したためといい、警告件数は8月末までに計1200件を超えている。

 県警少年課によると、新型コロナの影響で休校になり、自由時間が増えた女子高校生らが書き込んだとみられる。またコロナ禍でアルバイトを解雇された女子大生らが、デートの対価として男性から金銭を受ける「パパ活」に関与したと思われる投稿も目につくようになった。

 同課は昨年6月から援助交際を求めたり、それに応じたりする書き込みに対して警告文を送る対策を展開。「#円(援助交際)」「#パパ活」「#ホ別(ホテル代別)」「#jk(女子高生)」などをキーワードに書き込みを検索する。県内で会うと思われる場合、「このツイートは児童買春などの被害につながるおそれがあります」といったメッセージを送っている。

 去年6月から今年2月は18~54件を送信したが、コロナ感染が拡大してきた同3月から書き込みが増加。それに合わせて体制も強化し、3月には312件に急増。以降、8月までは160~227件と高止まりしている。

 同課は「見知らぬ人物と出会うことには危険が付きまとう。安易な書き込みはやめてほしい」と呼び掛けている。(堀内達成)

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