新型コロナウイルス感染症で各地の秋祭りが中止に追い込まれる中、兵庫県姫路市飾磨区の構(かまえ)地区で20日、祭り屋台の新調を祝う「入魂式」があった。密集を避けるため屋台練りはせず、見学者の人数を制限。祭りが盛んな姫路市内でも、今年は屋台を蔵から出さない地域が多く、「雰囲気だけでも楽しみたい」と他地区からの見学者が訪れた。
播磨地域では、松原八幡神社(姫路市白浜町)の総代会が毎年10月14、15日に開く「灘のけんか祭り」の屋台練りの自粛を決めた。周辺地域の祭りも中止が相次いでいる。
構地区でも秋祭りは中止となり、新調屋台での練りは来年以降に持ち越しとなった。太鼓や彫刻など装飾品を合わせて屋台を一新したのは初めてで、準備に4年かかった。三木章司自治会長(66)は「長年の夢を実現できた。来年こそ勇壮な太鼓を響かせたい」と語った。(小林良多)
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