ＪＲ西日本は２９日、神戸市内の神戸線各駅の清掃業務を担当する係員１人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。

　同社によると、同係員は２０～２２日、住吉▽六甲道▽灘▽神戸▽鷹取▽須磨海浜公園▽須磨－の７駅を担当した。各駅のホームやコンコース、トイレなどの清掃、ごみ回収などをしたという。

　２３日以降は休みで、同日に発熱し、医療機関を受診。２６日に味覚や嗅覚の異常を感じて医療機関に連絡し、２８日にＰＣＲ検査で陽性が判明した。

　同社は、係員の年代や性別について非公表としている。各駅の関連箇所の消毒を終え、濃厚接触があった係員は当面、自宅待機としている。係員は業務中、マスクを着用しており、濃厚接触者に当たる乗客はいないという。

　問い合わせ専用ダイヤルＴＥＬ０１２０・２４・３７０８（午前９時～午後９時）

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