兵庫県芦屋市南浜町の潮芦屋ビーチで4日、約千発の「シークレット花火」が打ち上げられた。新型コロナウイルスの影響で「第42回芦屋サマーカーニバル」が例年通り開催できなかったことから企画された。秋の夜空を大輪の花びらが彩り、静かな浜辺に「ドーン」と音が響いた。
サマーカーニバルを主催するNPO法人「芦屋市民まつり協議会」が「地元を元気づけたい」と実施した。
4日の日没後、1発目が打ち上がると、緑やピンクなどカラフルな花火が次々と夜空へ。散歩中だった高校1年の女子生徒(16)は「今年はないと思っていたので感動した」と喜んでいた。(名倉あかり)
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