兵庫県警は20日、赤穂署地域課の50代の男性巡査長=姫路市=が新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。軽症といい、県が同日発表した新規感染者15人に含まれている。県警の感染者は計25人となった。
県警によると、巡査長は18日にだるさを感じ、19日の出勤前に検温した際は37・2度だった。同署が実施している出勤時の検温では37・6度となり、上司の勧めで病院を受診。PCR検査の結果、陽性が判明した。
県警は、巡査長と接触があった4人を自宅待機としたが、いずれも現時点で症状はないという。既に、19日に赤穂署内を消毒。保健所の許可が出たため、窓口業務などは通常通り行っている。
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