運動部のクラスター(感染者集団)が発生している武庫川女子大学(兵庫県西宮市池開町)で、別の運動部に所属する学生16人が12~16日、新型コロナウイルスに感染していたことが分かった。うち7人は軽症で9人は無症状という。
同大学が16日に発表した。同部は9日まで活動。同日夜に部員1人が発熱などの症状があったため、翌10日から同部員全員を自宅待機とし、部員や監督ら約60人のPCR検査を実施したという。現在のところ15人は陰性が判明しており、残りの部員は結果が出ていない。
同大学では14日までに別の運動部に所属する学生24人の感染が判明しており、累計で40人となる。これを受けて17~22日に中央キャンパスへの登校を禁止とし、オンライン授業のみを行う。
23日の「総合型選抜入試」は感染予防を徹底して実施する予定。
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