兵庫県が17日発表した新型コロナウイルス感染者に、加古川健康福祉事務所管内(加古川、高砂市、稲美、播磨町)で、加古川市議(52)ら5人が含まれた。いずれも軽症。
県と同市議会事務局によると、市議は14日に体のだるさを覚え、15日に発熱。16日にPCR検査で陽性と判明した。松本裕一県議(51)=15日に感染を発表=が参加し、同席者の感染が分かった8日の会食に、同市議も出席していた。市議は12日に会派代表者会などに出たが、他の市議や事務局職員らに濃厚接触者はいないという。
他の感染者は、居住地非公表の40代男性▽同30代女性▽同40代男性▽加古川市の50代男性会社員。県発表による東播2市2町在住の感染者は計137人になった。(斉藤正志)