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らの退任表明を受けて改めて会見する井戸敏三・兵庫県知事=11日午後、兵庫県庁(撮影・山崎 竜
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らの退任表明を受けて改めて会見する井戸敏三・兵庫県知事=11日午後、兵庫県庁(撮影・山崎 竜

 11日午前の兵庫県議会本会議で、来年夏に予定される次期知事選に立候補しない意向を表明した同県の井戸敏三知事(75)は同日夕、県庁で会見を開いた。5期目の今期限りでの退任を決断したタイミングについて「5期目に当選した時から6期目の挑戦はないと思っていた。(退任表明を)遅くすればするほど、『井戸がまだ6期目に出るのでは』と声が出てくる。来年3月(議会)ではそういう声が強まるので、この12月(議会)で表明した」と話した。

 加えて次期知事選について「(県議会の)自民党の知事選検討委員会も議論しているが、知事の去就がはっきりしていないから議論が前に進んでいない。『井戸は次は(立候補は)ないぞ』と表明することで、次のステージに進んでほしいという思いもあった」と語った。

 県議会の最大会派・自民党が次期知事選で支援する候補として検討している金沢和夫副知事について、自身も後継と考えているかどうか問われ、「(県議会の)自民党が検討しており、今ここで私がコメントしないほうがいいが、(金沢副知事は)一緒に仕事をしてきたので望ましいとは言えるかもしれない」と語った。

 また、県議会で退任表明した際の心境を問われ、「淡々と気持ちを述べ、気負いはなかった。任期はあと8カ月弱あるので、コロナ対策を筆頭に知事としてできることをやっていかなければならない。(退任表明は)レームダック(死に体)にならないという宣言」と語った。

 

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