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断水地域で、給水車の前に並ぶ住民たち=18日午前、兵庫県香美町村岡区入江(撮影・金海隆至)
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断水地域で、給水車の前に並ぶ住民たち=18日午前、兵庫県香美町村岡区入江(撮影・金海隆至)

 寒波の影響で、兵庫県北部では18日も降雪による停電が続いた。降雪は落ち着いたが、同日午後6時時点で同県新温泉町の1地区3世帯で孤立が続くほか、同町と同県香美町では、浄水場が停電するなどで断水も発生し、生活への影響が続いている。

 県や関西電力送配電によると、同県の但馬地域では最大約9600軒の停電が発生した。復旧作業が進み、18日午後6時時点で約2300軒に減ったが、豊岡市で約900軒、新温泉町で約700軒、香美町で約700軒、養父市で約40軒の停電が続く。

 県によると、今回の雪で、但馬地域では最大8地区135世帯が孤立した。新温泉町の高山地区では依然として解消のめどは立っておらず、職員らが現地に入って物資を届けている。

 新温泉町と香美町では断水も発生。香美町雪害警戒本部は17、18日、最大9台の給水車を出し、同町内の15地区の断水に対応。長引く停電で食事を調理できない住民も多く、職員らがパンとカップ麺、インスタントみそ汁などの食料を届けて回るなどした。新温泉町も2地区で断水し、給水車を派遣した。(金海隆至、末吉佳希)

 

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