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 公的機関の窓口が閉まる年末年始、兵庫県内では民間団体などが、新型コロナウイルスの影響で生活に困っている人たちを支援する活動や、相談窓口の開設を予定している。

 神戸市中央区の東遊園地で28日に始まった越年越冬活動「冬の家」では、感染防止のため例年の炊き出しを食料配布に切り替えた。新型コロナの影響を考えて相談体制は維持する。

 東遊園地では1月4日まで食料配布と相談を受け付ける。尼崎市では31日に阪神尼崎駅前中央公園で食料を配り、1月9~11日に橘公園で食料配布と相談を受ける。

 NPO法人「神戸の冬を支える会」の觜本郁理事(67)は「公的支援の効果があり、リーマン・ショック後の派遣切りのように困っている人は、まだ目に見えない」とするが、「公的支援の要件が厳しくなると、どうなるか分からない。家を失うなど困窮に陥る前に早く相談してほしい」と呼び掛ける。

 一方、兵庫県新型コロナ健康相談コールセンターなどの電話窓口も12月29日~1月3日、発熱患者らの相談を受ける。(高田康夫)

【特集】目で見る兵庫県内の感染状況

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