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奉納された大マグロをアクリル板越しに眺める参拝者=8日午前、西宮市社家町、西宮神社
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奉納された大マグロをアクリル板越しに眺める参拝者=8日午前、西宮市社家町、西宮神社

 商売繁盛を願う「十日えびす」(9~11日)を前に、えべっさんの総本社・西宮神社(兵庫県西宮市社家町)で8日、「招福大まぐろ奉納式」があった。今年は新型コロナウイルスの感染対策でマグロの前にアクリル板を設置。参拝者による「さい銭の張り付け」は禁止した。

 1970年から神戸市東部水産物卸売協同組合などが大漁を願い、大マグロ1匹とタイ2匹を毎年奉納。今年のマグロは鹿児島県産で全長2・3メートル、重さ230キロ。刺し身にすると1300人前になるという。

 午前9時半ごろ、同組合員ら約20人が運び込み、本殿前の木台に大漁旗を飾って供えた。参拝者は写真を撮ったり、静かに手を合わせたりして金運上昇を願った。

 兵庫県三田市から来た38歳と46歳の女性2人は「マグロの大きさに圧倒された。商売繁盛も大事だけど、まずは新型コロナが収まってほしい」と話した。

 同神社は恒例の「福男選び」を中止。分散参拝を呼び掛けている。(村上貴浩)

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