兵庫県三田市教育委員会は、市立の幼稚園や小中学校、特別支援学校で2020年度の3学期に出された給食で、5件の異物混入があったことを明らかにした。子どもらの健康被害はなかったという。
市教委によると、給食センターや食材納入業者での混入が3件あった。サラダに体長約1・1センチのクモの死骸が入っていたケースは、児童が食べている途中で気付いた。口には入れていなかった。混入した経路は不明という。
このほか、約1センチのビニール片も見つかった。同センターでは同様のビニール製品を扱っておらず、混入経路は特定できていないという。
委託先の炊飯工場でも、たわしの繊維と毛髪があった。(土井秀人)