神戸市は13日、市内で新たに193人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日の発表数としては、10日の153人を40人上回り、過去最多となった。
193人の内訳は、10歳未満=3人▽10代=13人▽20代=31人▽30代=25人▽40代=30人▽50代=31人▽60代=25人▽70代=20人▽80代=10人▽90歳以上=5人。
市はこれまでの感染者の追加情報も公表した。市内の民間企業で社員5人が陽性となり、市はクラスター(感染者集団)が発生したとの認識を示した。休憩時間中の食事や喫煙でマスクを外しての会話があったという。市内のクラスターは94件目。
このほか、いずれも過去にクラスターと認定された別の企業で社員2人(累計15人)、デイサービス事業所で利用者1人(同32人)が新たに陽性と判定された。
垂水消防署舞子出張所の職員2人も感染したが、濃厚接触者はおらず、通常通りの業務を続けている。ほかに、認定こども園の園児や民間病院の勤務医、市立中学校の生徒、私立高校の生徒も検査で陽性となった。(初鹿野俊)