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西宮市で新たに36人感染、市長「医療崩壊寸前」 新型コロナ

2021/04/16 17:50

 西宮市は16日、市内外に住む10歳未満~90代以上の男女36人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。90代以上の女性が中等症、軽症15人、調査中20人。市外在住者は2人。

 また、新型コロナに感染し、西宮市内の医療機関で治療中だった70代女性が12日に亡くなったと発表した。同市が発表した死者は55人となった。

 新規感染者の年代別人数は10歳未満1人▽10代5人▽20代6人▽30代5人▽40代6人▽50代4人▽60代3人▽70代5人▽90代以上1人。11人は陽性が確定した同居人の濃厚接触者として検査を受けた。

 西宮市の石井登志郎市長は16日の定例記者会見で、市内の感染者も爆発的に増え、医療崩壊寸前にあると説明した。感染事例として大学のサークルなどで催したバーベキュー▽高齢者が参加したバス旅行▽お花見-などを挙げ「自分は大丈夫だと思わず、今こそ命を守る行動を」と呼び掛けた。

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阪神

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