SF映画に登場する近未来都市のような光景が、高さ約120メートルの「神戸三宮阪急ビル」の足元に出現した。神戸の中心部にそびえ立つ同ビルは26日に開業予定。高架下の区画では装い新たに和洋さまざまな飲食店が開業準備を進めている。
阪急とJRの高架の間に位置する横町は以前、昔ながらの看板やのれんが並ぶ一角だった。今回の建て替えで阪急側の軒並みが一新された。夕刻には青紫色の電飾が輝き、JR側の雑多な雰囲気と相まって非日常的な光景をつくり出す。
再整備でにぎわい創出の期待がかかる「ネオ三宮」。新たなランドマークの魅力は昼間だけではなさそうだ。(秋山亮太)