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保育施設で園児・職員9人感染のクラスター 神戸市

2021/04/19 19:18

 神戸市は19日、新たに142人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。過去8番目に多く、3桁の感染は7日連続。職員・園児の計5人の陽性が新たに判明した保育施設を市内99件目のクラスター(感染者集団)と認定した。直近1週間の1日平均は178・7人と過去最多を更新している。

 クラスターに認定されたのは、これまでに職員3人、園児1人が感染していた保育施設で、新たに職員4人、園児1人の陽性が判明。職員がミーティングしながら食事をしたことがあったという。

 11日にクラスターを公表した民間病院でも、感染が広がった病棟の入院患者2人と看護師2人の感染が分かり、感染者は累計13人となった。病院は7日から入院や救急外来を停止している。施設名はいずれも非公表。

 新規感染の142人を年代別で見ると、10歳未満=6人▽10代=21人▽20代=16人▽30代=21人▽40代=19人▽50代=18人▽60代=12人▽70代=16人▽80代=9人▽90歳以上=4人。

 これまで月曜日は新規感染者数が少なくなる傾向にあったが、先週(12日)の71人から倍増し、月曜日では初めて100人を超えた。(長谷部崇)

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