兵庫県の井戸敏三知事は22日、緊急事態宣言に伴う措置について、感染が拡大する都市部と地方で差をつけられるかどうか検討していることを明らかにした。この日オンラインで開かれた関西広域連合の新型コロナウイルス感染症対策本部会議で述べた。会議後の取材で「(新規感染者が少ない)但馬と丹波、西播磨をどうするか」と検討対象となる地域名も挙げた。
一方で、飲食店への時短要請などについては「規制に差があることで、人の流れが増えないようにしたい」とした。
県は23日午後、対策本部会議を開き、緊急事態宣言に伴う措置を決める。(大島光貴)