任期満了に伴う兵庫県宍粟市長選が25日告示され、無所属で立候補した現職の福元晶三氏(67)が無投票で3選を決めた。無投票となったのは、合併で市が発足した2005年以降初めて。
福元氏は1972年に旧山崎町役場に入り、2013年の市長選で初当選。今回の選挙では、小中一貫教育の推進や企業と連携した市北部の活性化などを公約に掲げた。市雇用創生協議会が国から不正受給した委託金の返還問題についても解決に意欲を示した。
同日告示の市議選も定数と同じ16人(現職12人、新人4人)が立候補し、全員無投票で当選した。(村上晃宏)
【宍粟市長選】当選者の経歴
【宍粟市議選】当選者の略歴