任期満了に伴う兵庫県香美町長選は25日投開票され、無所属の現職浜上勇人氏(59)が元職の長瀬幸夫氏(81)を破って3選を決めた。投票率は74・32%で、前回の70・69%を上回った。
少子高齢化と人口減少が進む中、地域活性化や産業振興などが争点となった。
浜上氏は但馬牛飼育の日本農業遺産認定や新型コロナウイルス対策など2期8年の実績を強調し、町政継続を訴えて支持を広げた。同町長選は両氏が3回連続で争い、いずれも浜上氏が勝利している。
17人が立候補した同町議選(定数16)も同日、投開票された。(金海隆至)