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来年5月1日に開院予定と決まった「兵庫県立はりま姫路総合医療センター」(仮称)の完成予想図(県提供)
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来年5月1日に開院予定と決まった「兵庫県立はりま姫路総合医療センター」(仮称)の完成予想図(県提供)

 JR姫路駅(兵庫県姫路市)の東側で建設が進んでいる「兵庫県立はりま姫路総合医療センター」(仮称)について、県は28日、来年5月1日開院とする計画を発表した。県立病院では最多となる736床を備え、高度専門・急性期医療の提供が大きな特徴の一つ。中・西播地域の中核的な医療機関として救急医療の充実も図る。

 同センターは、老朽化した県立姫路循環器病センター(330床)と、救急医不足が課題となっていた製鉄記念広畑病院(392床)を統合して再編する。

 736床のうち44床は救命救急センター用とし、高度治療室(HCU)など集中治療系にも32床を確保する。敷地面積は約3万平方メートルで、事業費は約423億円。今年9月にオープンする姫路市文化コンベンションセンター「アクリエひめじ」に隣接している。

 感染症内科や呼吸器内科、血液内科などを新設して34診療科をそろえ、救急救命や心臓血管病などの専門センターも置く。質の高い医療人材の育成へ教育研修棟も設ける予定で、兵庫県立大と独協学園の研究センターが入る。

 県によると、開院当初は640床とし、徐々に運用病床を増やしていくという。(井上 駿)

 

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