恐竜化石発見のまちとして兵庫県・丹波地域をPRしようと、丹波県民局などは、舞鶴若狭自動車道上下線の西紀サービスエリア(同県丹波篠山市)と道の駅「丹波おばあちゃんの里」(同県丹波市春日町七日市)に、「恐竜ベンチ」を1脚ずつ設置した。
ベンチは長さ約2メートルで、丹波竜の里公園(同市山南町上滝)にあるベンチと同型。鎮座する恐竜は、ティラノサウルスの子どもをイメージしており、鼻先から足までの高さが88センチ、鼻先からしっぽまでの長さが1・1メートルある。
同サービスエリアの真下には、草食恐竜「丹波竜」の化石などが見つかった地層「篠山層群」が走っている。ベンチの背もたれのQRコードを読み取ると、同層群などを紹介するウェブサイトへアクセスできる。
同道の駅でベンチに座った男児(5)=丹波市=は、「恐竜が大好き。この(ベンチの)恐竜もかっこいい」と目を輝かせていた。(真鍋 愛)