7月11日期限のまん延防止等重点措置が解除されるのを前に、兵庫県丹波篠山、丹波の両市は、それぞれ新型コロナ対策本部会議を開き、公共施設の利用時間などについて協議した。
丹波篠山市では12日以降も、市民センターや各コミュニティーセンターなどの利用は定員の2分の1以内に限定。丹波篠山総合スポーツセンターや地域の体育館、グラウンドなどの利用対象者も市内在住者、在勤者、在学者に限るなど、規制は継続する。
一方、時短営業しているこんだ薬師温泉ぬくもりの郷(同市今田町今田新田)は営業時間を午後9時半までに延長。丹波篠山渓谷の森公園(同市後川上)は風呂の利用も可能に。閉鎖していた木津せせらぎ公園は再開する。
丹波市では、各住民センターやグラウンド、体育館などの利用時間を通常に戻し、市外からの利用申し込みも受け付ける。
丹波悠遊の森(同市柏原町大新屋)や、たんば黎明館(同市柏原町柏原)のレストラン、大杉ダム自然公園キャンプ場(同市市島町徳尾)などの集客施設では、飲酒や酒類の提供を午後8時半までとする。(綱嶋葉名、川村岳也)








