緑の杉木立の中に、小さなとんがり屋根の小屋。兵庫県丹波篠山市の北部、西紀北地区の遠方(おちかた)にお目見えしたツリーハウスだ。愛らしくメルヘンチックな雰囲気に、思わずカメラを向ける観光客の姿。「何だか(アニメの)『となりのトトロ』の世界みたい」と喜ぶ人も。「インスタ映え」間違いなし。新たな人気スポットとなるか?(堀井正純)
ツリーハウスは、2年前にオープンしたキャンプ場「やまもりサーキット」の敷地内に建てられた。「森の暮らし」を探求するサークル「草やまの草むら」のシンボル的役割を担う。地元の自然素材が材料。メンバーたちが大切にする「循環する自然との共生」などの考え方を体現している。
サークルは、里山資源の活用を目指す農林業コンサルティング業「ササノワ合同会社」(同市倉本)代表・内田圭介さん(48)と、キャンプ場代表・大谷晃平さん(30)が中心となって運営している。森のある暮らしを体験・実践できる場を提供し、里山資源の循環利用に取り組んで、地域を活性化するのが狙いだ。
ツリーハウスは円柱形の建物の上に、円すい形のかやぶき屋根が載った構造で、高さ約4・5メートル、直径約6メートル。斜面に立てた床下の柱で支えられ、地面から3メートル宙に浮いたようになっている。樹上に築くツリーハウスではなく、1本の杉に寄り添う形状で、近くを流れる友渕川対岸の駐車場などが、絶好の撮影場所だ。
サークルには地元住民に加え、里山暮らしに関心がある京阪神の人たちも参加。今年1月から建築を始めたツリーハウスは、4月に柱を立て7月初めまでに外観はほぼ完成した。今後、室内にいろりをしつらえる。関わったのは延べ100人近く。木の切り出し、床張り、屋根ふき、土壁を支える竹の編み込み、土壁塗りなど、各作業をプロの職人らを交えて体験した。素材のクリやヒノキ、カシなどの樹木は周辺で採取、樹皮をはぐ作業も行った。
ツリーハウスについて、「遊び心がある、かわいいものにしたかった。地元素材でつくったので、この土地になじんだ感じがする。伝統工法の良さも実感できた」と大谷さん。「手伝ってくれた子が『ここに住みたい』とか、『将来はかやぶき職人になりたい』と思ってくれたらうれしい」
ハウスは寝泊まりの場ではなく、サークル活動の拠点として活用する。体験イベントは7月から本格的に開始。間伐材を使ったイカダ作り、シカなどジビエの解体、かや場の再生など多彩な内容を考えている。参加者は随時募集。
31日には、地元産の広葉樹を使って、ペルー発祥の箱型の木製打楽器「カホン」作りに挑戦する。バーベキューや完成したカホンの合奏なども楽しむという。問い合わせは内田さんTEL090・2068・8167

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