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つぶらな瞳で来場者のハートをわしづかみにしているフクロモモンガの双子の赤ちゃん=ヱビスシネマ。
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つぶらな瞳で来場者のハートをわしづかみにしているフクロモモンガの双子の赤ちゃん=ヱビスシネマ。

 兵庫県丹波市唯一のミニシアター「ヱビスシネマ。」(丹波市氷上町成松)に、フクロモモンガの双子の赤ちゃんが誕生し、来場者の心をわしづかみにしている。

 「ヱビスシネマ。」は、かつての暴力団事務所。支配人で映画監督の近兼拓史さん(60)が取得し、昨年7月、同市に半世紀ぶりの映画館として復活させた。

 双子モモンガの両親はモモ(4)とタロウ(3)。同シアターのオープンに合わせ、近兼さんが同県西宮市の自宅で飼っていた2匹を連れてきた。以降、「看板モモンガ」として、愛きょうを振りまいてきた。

 双子は、同シアター開館1年を祝うかのように、今年7月に生まれた。性別はまだ不明。モモのお乳を取り合いながらすくすくと育ち、4センチほどだった体長は1カ月で約7センチに成長した。くりっとした丸い瞳に来場者はほだされ、「かわいい」との歓声が上がっている。

 同シアターでは、赤ちゃんモモンガの名付け親を募っている。命名権を16万円で販売し、そのお金で、近兼さんが監督を務め、先頃完成した映画「銀幕の詩」のプレミア上映に子どもたちを招待する予定だ。近兼さんは「丹波や映画にちなんだ名前を考えていただけるとうれしい」と話している。同シアターTEL0795・88・5910

(真鍋 愛)

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