■車に住み着いた子猫
とろろちゃん(生後4カ月・オス)は、2022年6月頃、ある人の畑に迷い込んだ。畑の持ち主は飼い猫用のキャットフードがあったので、車の近くにフードや水を置いてあげたという。ただ、先住猫がいたので飼うことはできなかった。
やがてとろろちゃんは、車に住み着いてしまった。Nさんは、猫の保護活動をしているAさんからとろろちゃんの話を聞き、以前からなんとなく猫を飼いたいと思っていたのだが、これを機にとろろちゃんを迎えることにしたという。
■出費も気にならず
とろろちゃんの捕獲作戦が始まったが、車の隙間に入ってしまってなかなか捕まえられず、7月5日、ようやく捕獲できたとAさんから連絡があった。
Aさんに爪切りやシャンプーをしてもらい、7月7日、Nさんが迎えた。
「Aさんから、人見知りだけど甘えん坊だとよく聞いていたのですが、その通り。最初はすごく警戒していたのですが、すぐに慣れてくれました」
とろろちゃんを迎えると決めてから実際に迎えるまであっという間だったので出費がかさんだが、とろろちゃんは毎日癒しと笑いをくれる。
「確かにすごい出費でしたが、痛くも痒くもありません。これからもとろろのために注ぎ込もうと思います(笑)」
■獣医さんも太鼓判の食いしん坊
とろろちゃんは食いしん坊。食べることが大好きで、獣医さんにも「食い意地が張っている」と言われるほどだ。洗濯バサミなど小さいものを宝物のように持っていくことも多い。
「とろろを迎えてから動物を飼っている人と仲良くなれて嬉しいなと思っています。でも、世の中にこんなにも捨て猫がたくさんいるということも知りました。動物に罪はないので、もっと愛情を持って暮らす人が増える世の中になってほしいと思っています。自分も何かできることがあれば行動したいと思います」
(まいどなニュース特約・渡辺 陽)
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