車を運転中、対向車とすれ違いざまにコンクリート片を投げ、ドアミラーを壊したとして、兵庫県警加古川署は5日、器物損壊の疑いで、同県加古川市の会社員の男(42)を逮捕した。同署の調べに対し、男は「ストレス発散のためにやった」などと容疑を認めているという。
逮捕容疑は7月22日午後9時50分ごろ、同市尾上町養田の県道を軽乗用車で走行中、帰宅途中の男性会社員(30)が運転していた乗用車にコンクリート片を投げ、運転席側のミラーを破壊した疑い。
同署によると、現場は片側1車線。男は西向きに、男性は東向きに進んでいた。男の車とすれ違った際、男性は物が割れるような音を聞き、ミラーが壊れたのを確認。男性が音を聞いた場所に戻ると、いずれも厚さ2センチほどで、縦9センチ、横11センチと5センチ四方のコンクリート片が2個落ちていたという。同署は、現場周辺の防犯カメラなどの捜査から男を特定した。









