26日午後8時30分ごろ、兵庫県丹波篠山市遠方の「丹波篠山キャンプ場やまもりサーキット」から煙と炎が上がっているのを、近くの男性会社員(71)が見つけ、119番した。市消防本部などから消防車計11台が出動、同11時15分に鎮火した。けが人はなかった。
県警篠山署などによると、燃えたのは、同キャンプ場内にあるツリーハウス。円柱形の建物の上に、円すい形のかやぶき屋根が載った構造で、高さ約4・5メートル、直径約6メートル。約10平方メートルが全焼した。
同署によると、施設スタッフが25日、ツリーハウスのいろりから出る煙で、虫を駆除していたといい、その残り火が引火したとみている。ツリーハウスは同キャンプ場を拠点に活動するサークルのシンボルとして、今年7月にお披露目された。