兵庫県の最高峰・氷ノ山(1510メートル)で30~70代の男性5人が遭難し、うち4人が救出された事故で、県警は29日、天候不良のため残る1人の捜索を見送った。同日午前の再開を予定していたが、強風や積雪状況を踏まえ判断した。県警は30日午前からヘリコプターでの捜索再開を予定する。
宍粟署によると、残る1人は大阪市城東区の男性会社員(66)で、安否不明。救出された4人のうちの1人は同署に対し「男性が山中で動けなくなり、車に残してきた」などと説明しているという。
県警のヘリは29日午前10時半ごろ、いったん現場付近へ向かったが、強風のため高度を下げての捜索はできないと判断。その後も付近の風は弱まらず、霧も発生したため午後3時ごろに断念した。地上からの捜索は積雪で難しいという。
5人は車3台に分乗し、25日から1泊2日のキャンプを計画。うち4人が28日午後、宍粟市波賀町の国道29号沿いにある登山道入り口から約3キロ北西で救出された。宍粟署は男性会社員がさらに奥の山中に残されているとみている。
神戸地方気象台によると、県北部は30日、雪が降る見込み。県警は同日の天候を見て捜索の可否を判断する。









