兵庫県警宍粟署は28日、キャンプのために同県宍粟市波賀町から氷ノ山(1510メートル)に登っていた30~70代の男性5人が帰宅せず、行方不明になったと発表した。大雪の影響で遭難したとみられ、県警や地元消防が捜索。グループの1人から「4人で下山している」などと連絡があり、4人の生存を確認。残る1人は山中で動けなくなっているとみて23人態勢で捜索を続けている。
同署によると、5人は奈良市の会社員(37)▽大阪府高槻市の会社員(32)▽同市の無職男性(70)▽大阪市城東区の会社員(66)▽住所不詳の50~60代とみられる。25日から1泊2日の日程で氷ノ山の麓の宍粟市波賀町戸倉に車でキャンプに行くと家族らに告げていた。予定を過ぎても帰宅しなかったため27日午前以降、家族が相次いで通報した。
西はりま消防本部によると、メンバーの1人から27日夕に「道に迷った。1人は山中で動けなくなり、4人で下山している」と南但消防本部を通じて連絡があった。28日朝にも「4人で歩いて下山している」などと電話があったという。
携帯電話の位置情報などから、県警は4人が同市波賀町戸倉にある道路近くにいる可能性が高いとみて救助に向かうとともに、山中に残されたとみられる1人の捜索を続けている。現場付近では断続的に雪が降っており、4人との接触は28日午後になる見通し。
地元消防などによると、麓付近の国道29号は積雪約1メートルで、携帯電話の電波は通じにくいという。









