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兵庫県警生田署=神戸市中央区中山手通2
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兵庫県警生田署=神戸市中央区中山手通2

 兵庫県の認可法人「兵庫県職業能力開発協会」の資金約470万円を着服したとして、同県警生田署は9日、業務上横領の疑いで、同協会の元総務課主任で自営業の男(35)=神戸市兵庫区=を逮捕した。

 逮捕容疑は、同協会の経理を担当していた2018年2月7日から同12月26日までの間、技能検定費の返金を装った架空の伝票を作成するなどして、20回にわたり、神戸市中央区内にある金融機関の現金自動預払機(ATM)で、同協会の口座から計472万8千円を出金して横領した疑い。「事実に間違いありません」と容疑を認めているという。

 同署などによると、当時は元主任がほぼ1人で経理業務を担当。企業、団体から事前に入金される技能検定の手数料について、欠席者がいたとする虚偽の返金伝票を作成し、出金後は協会職員の退職金の積立金を移し替えるなどして隠ぺいを図っていたという。

 別の職員の指摘で発覚し、協会の聞き取りに横領を認めたため昨年3月26日付で懲戒免職された。同協会は17年12月~21年1月の間に計1975万円の被害があったとして21年8月に刑事告訴。全て一般経費で、行政からの補助金などは含まれていないとしている。

 同協会に対して元主任は「業務過多のストレス発散」を理由に飲食やスマートフォンの課金ゲーム、消費者金融の返済などに使ったと説明しており、同署は今後、残りの被害や使途についても調べる。

 同協会の岸本一子事務局長は神戸新聞の取材に「一刻も早く弁済してほしいと考えており、弁護士と相談して対応を考えたい。複数の職員や公認会計士の目が届くよう、再発防止に努める」と話した。

 

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