• 印刷
兵庫県警姫路署=姫路市市之郷
拡大
兵庫県警姫路署=姫路市市之郷

 酒を飲んで電動キックボードを運転したとして、兵庫県警姫路署は18日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、同県姫路市内の男性会社員(33)を書類送検した。電動キックボードは道交法で「原動機付き自転車」に分類される。飲酒運転容疑での摘発は県内初という。

 書類送検容疑は2021年10月25日午前1時半ごろ、姫路市西駅前町の路上で、飲酒状態で電動キックボードを運転した疑い。姫路署の調べに「友人と近くの居酒屋で焼酎4杯やハイボールを飲んだ」と容疑を認めている。

 姫路署によると、男性は運転中に転倒して顎を切り、自ら同署に通報した。当初は「(キックボードは)友人に持ち帰ってもらった」と説明。後日、電動ではないキックボードを同署に持参したが、防犯カメラの映像などから電動のものを運転していた疑いが強まり、事情を聴いていた。

 男性は21年5月ごろ、インターネット通販で電動キックボードを購入。道交法では、ナンバープレートの取り付けや運転時のヘルメット着用が定められているが、男性はこれらにも違反しており、姫路署が指導警告した。

 

天気(9月6日)

  • 33℃
  • 25℃
  • 10%

  • 34℃
  • 22℃
  • 10%

  • 35℃
  • 25℃
  • 10%

  • 36℃
  • 23℃
  • 10%

お知らせ