高齢女性がへそくりとしてためていた現金約2500万円をだまし取ったとして、兵庫県警捜査2課と姫路署は22日、詐欺の疑いで、愛知県刈谷市のリフォーム業の男(30)=詐欺罪で起訴済み=を再逮捕した。
再逮捕容疑は何者かと共謀し1月20日、千葉県船橋市内の女性(75)宅に警察官をかたって「自宅の現金が偽札にすり替えられている可能性がある」「現金を調べる必要があるので預かる」などとうその電話をかけた後、女性宅を訪れて現金約2500万円を詐取した疑い。姫路署の調べに容疑を認め「(詐欺に成功した報奨として)自分も100万円以上もらった」と話している。
男は兵庫県姫路市内の女性(69)宅に同様の電話をかけ、現金約500万円をだまし取ったとして姫路署に逮捕され、2月18日に起訴された。男の供述やスマートフォンの記録などから、千葉での容疑が浮上したという。