13日午後0時10分ごろ、兵庫県川西市錦松台の市道で、路肩に停車していた無人のダンプカーが後ろ向きに動き出し、近くにいた運転者らしき女性が、開いたドアと電柱の間に体を挟まれ、死亡した。女性は40~50代とみられ、川西署が身元を調べている。
同署によると、現場は約10%の勾配がある道路。ダンプカーは家屋の解体作業で出る廃材を積み込んでいた。
女性はダンプカーが動き出したため、ドアを開けて運転席に乗り込もうとしたが間に合わず、挟まれたとみられる。通りかかった宅配業者の男性が目撃し、すぐ駆け寄ったが、すでに意識不明だったという。
ギアはニュートラルに入っていた。同署は、サイドブレーキが十分にかかっていなかった可能性もあるとみて調べている。