5日午後1時半ごろ、兵庫県淡路市尾崎の神戸淡路鳴門自動車道上り線で、走行中の乗用車のタイヤがパンクし、車は道路脇に突っ込んで全焼した。車には4人が乗車しており、出火前に車外に避難したが、運転していた会社員女性(38)と小学6年の長女(11)が、胸や脚の骨を折るなどの重傷を負った。
県警高速隊によると、車はガードレールにぶつかって木が生えたのり面に飛び込み、出火したという。ほかに5歳の長男と8歳の次女が軽傷を負った。
現場は室津パーキングエリア近く。消火活動のため上り線の片側1車線を一時規制し、約7キロの渋滞が発生した。
この日はゴールデンウイーク(GW)を旅先や実家で過ごした人々のUターンが本格化したこともあり、同自動車道上り線では午後8時までに最大37キロの渋滞が発生した。