28日午後0時40分ごろ、兵庫県伊丹市北河原5にある鉄工所から「男性がクレーンで胸を挟まれたようだ」と119番があった。県警伊丹署によると、鉄工所の敷地で塗装工の男性(61)=京都府京丹波町=が肋骨を折るなどの重傷を負い、意識不明の重体という。
同署によると、男性は普段からこの鉄工所で仕事をしていた。通報の前に、男性は頭部を抱えてふらつきながら「クレーンに挟まれた」と別の男性従業員(54)に話し、直後に倒れ込んだという。
鉄工所には鉄骨を運ぶための高さ約10メートル、長さ約30メートルのクレーンが2基あるという。目撃者はおらず、同署が当時の状況を調べている。