10日午後、兵庫県西宮市の無職女性(68)が、「約300万円分の電子マネーをだましとられた」と県警西宮署に届け出た。同署が詐欺事件として調べている。
同署によると8日、女性の携帯電話に「支援を受けて楽な生活をしよう」という内容のメールが届いた。記載されていたサイトに接続、閲覧すると「支援を受けるには電子マネーカードを買う必要がある」との記載があった。
女性は指示に従い、コンビニで電子マネーのカードを買い、利用番号をサイトに入力。その後も繰り返し電子マネーを購入し、10日までの2日間で約30回、約300万円分の利用番号を入力した。女性の言動を息子が不審に思い、詐欺被害が判明したという。